僕の意見では,「WolfBall」はスタンダードで最も良いデッキだ。
一貫していて,弱くなくて,融通が利く。サイドボードを上手く使うし,めったにマリガンしない。沢山のプレイを提供してくれる。

さてここで,アンカリングバイアスとKessig Wolf Runについて話したいと思う。
アンカリングバイアスは問題を解決したいときに,人々は最初に聞いた答えに固執しがちであるというものだ。
しかし問題に答えるには沢山の方法,そして沢山のデッキの作り方がある。

Brian Sondagの緑赤ケッシグは数千のうちの1つのデッキ。なのに,このデッキに近い構成にする理由がどこにある?

僕たちはもっとも強いWolf Runデッキをゼロから作る。今日はそうしてできた「WolfBall」ついて話したいと思う。
そして君が次のFNM,PTQ,SCG Open,Pro Tourで使うためにそのリストを提供しよう。

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このデッキがSTATE CHAMPIONSHIPS4位になったというお話。
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よし,それじゃあチャンピョンシップの前の週末に時間を戻そうか。
僕は茶単を持っていて,僕の言える限りではBlightsteel Colossusはスタンダードで最も力強く試合を終わらせることができるカードだ。
しかしそれは僕の最後の記事では最良のエンドカードでさえなかった!

そんなときBrian Sondagの緑赤ケッシグのリストが公開された.
緑タイタンはまだ信じられない。ケッシグとインクモスの組み合わせは試合を終わらせる奥の手だ。
そして僕はPrimeval Titan,Kuldotha Forgemaster,そしてQuicksilver Amuletとともに緑バージョンに立ち戻ることに決めた。

1週間以上調整して,できるだけ色んな人にリストを見せた。火曜日には個人的に50人以上の人にemail,twitter,facebookで送ったね。
僕は自分のデッキで失敗してほしくなかったから,みんなが最新バージョンを持ってるかどうか確認することは僕にとって重要なことだった。

そして金曜日,Gavinから「君のデッキが本気か?それともゴミを作ってるだけか?」と尋ねるテキストをもらう。

返信「僕が誰だか知ってるか?」

僕のデッキはたまにまぬけだ。そして楽しい。しかしそれらは決して「楽しむためだけのもの」ではない。僕はこういうことを彼に説明して,彼はいくらかテストしてくれると言ってくれた。

金曜の夜に,バスケに行く途中にGavinに電話したら,彼は「Primeval Titanがデッキで一番良いカードだよ!」といった。びっくり!

彼のとおりだった。タイタンを出した試合で勝ってる。欲しいカードはWurmcoil EngineだとかMyr Battlesphereなんかじゃない。
なぜなら

Vs.Aggro

緑タイタンはアグロデッキに対して最も良いカードだ。6/6のブロッカーとして場に出て,最低でも(微光地で)4点のライフを得ることができる。そして次のターンは最低でも11点のライフを得ることができる。
ほとんどのケッシグデッキが3枚しかタイタンを採用していない理由がアグロにはWurmcoilのほうが良いからだが,僕たちのデッキでは常にタイタンが上だ。
僕たちはいつも欲しいときにライフを得ることができて,除去に耐性がある。たとえ忘却の輪があっても大丈夫。

Vs.Control

緑タイタンはコントロールデッキに対して最も良いカードだ。
6/6トランプルはデカい。もし敵にタイタンに対する解答があったとしても,Inkmoth NexusとKessig Wolf Runがバックアップしてくれる。
相手はインスタントタイミングの除去かランデスがないと死んじゃうんだ。これは全てのスタンダードデッキにおいて重要なことだね。

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モダンの緑単ポストの話
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僕たちはマナ加速とデカブツだけ気にすればいい。
Copper Myr, Palladium Myr,そしてSphere of te Sunsはたしかに金属だから優れてはいない。
しかしそれらはマナを伸ばせるから優れていて,かつてのLotus Cobraのようにマナを伸ばしてくれる。
Kuldotha Forgemasterは罠だったことが判明した。Copper Myrが単純に良い!

他のマナ加速は短所がある。エミッサリーは好きじゃなくて,いつもマナ加速してくれるわけではない。これは致命的な欠点だ。
バッパラとラノエルはちょっとしか入れたくなくて,それは緑マナがない初手でもキープしたいからだ。


バスケから帰ってきて,もう一度彼に電話をしてKuldotha Forgemasterを抜いたほうがいいかと尋ねたらイエスと答えた。
そして彼はQuicksilver Amuletも抜いたほうが良いといった。こうすることでAncient Grudgeを無視することができる。
そこにGreen Sun’s Zenithを入れることでさらに4枚の緑タイタンを追加で入れることができる。

WOLFBALL

10 Forest
2 Buried Ruin
2 Ghost Quarter
2 Kessig Wolf Run
4 Inkmoth Nexus
4 Glimmerpost
1 Rootbound Crag
1 Mountain
2 Birds of Paradise
2 Copper Myr
4 Rampant Growth
4 Sphere of the Suns
4 Palladium Myr
4 Solemn Simulacrum
4 Primeval Titan
4 Green Sun’s Zenith
3 Wurmcoil Engine
3 Myr Battlesphere
Sideboard
1 Myr Battlesphere
1 Tree of Redemption
3 Blasphemous Act
4 Ancient Grudge
2 Viridian Emissary
2 Buried Ruin
2 Ghost Quarter

何がほかのWolf Runデッキより優れているの?

ガラクを入れないことで何を得たのか?これが最初の質問だ。
そう、なら君は4枚の微光地を諦めたことで何を得たの?アグロデッキにクリティカルに刺さってプレイングに幅を持たせてくれるカードだ。
君はGhost Quarterを諦めたことで何を得たの?なぜ緑タイタンがカウンターされたとき用の追加のKessig Wolf Runを諦めたの?
他のマナ加速カードを諦めたことで何を得たの?マイアの戦闘球を諦めたことで何を得たの?PWを攻撃する最も良い手段だよ。

正直他のWolf Runデッキは焦点が定まってるとは全く思わない。
とりわけマナ加速するわけでもなければ,タイタンを上手く使ってるわけでもない。ガラクは素晴らしいカードだけど,他にもたくさんの素晴らしいカードがあるし,僕たちはデッキを作ってるんだ。

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僕と契約して一緒にデッキを作ろうよ!的なお話
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Welcome to the 2011s

278 Players- 9 rounds of swiss
3 Players on WolfBall- Me, Gavin, Corbett
1 Winner

R1 - 青白ブレード

青白ブレードはたまに何もしない。剣を引かずにInvisible Stalkerを引いたり,剣を引いてInvisible Stalkerを引かない危険がある。
機を見た援軍や,四肢切断,ギデオンジュラが入っていて,これらは全部僕たちのデッキに対して脅威となる。
しかし青白ブレードにはプレッシャーを与えられるようなカードもなければ除去も不十分。良いデッキではない,特に僕たちのデッキに対して羽。

もし青白側のプレイヤーがInvisible Stalkerと剣,リークと瞬唱を引いてたら,僕たちと競争になる。いつも負けへの道はあるから,それに応じてプレイする。

Out 2 Buried Ruin 1 Birds of Paradise
In 2 Ghost Quarter 1 Viridian Emissary

サイドボードのランドについて説明すると,Inkmothが入ってるデッキには幽霊街がとても良い。Buried Ruinは試合が長引かないから微妙だ。
1枚刺しの密使は赤白剣だとかエンチャントのついてない聖トラフトがいるときにとっても良いね。

2-0

R2 - 殻

相手は最初の試合で殻を起動したけど,力強さにかけるプレイだった。もし相手のデッキにノーンかシュオルがいればチャンスはあったかもしれないが,それらのカードも打ち負かされやすい。
ノーンはタイタンと交換になって,インクモスはシュオルの餌になってくれる。

Out 1 Birds of Paradise, 2 Myr Battlesphere, 1 Wurmcoil Engine, 2 Ghost Quarter
In 4 Ancient Grudge, 2 Buried Ruin

サイド後にデカブツを失うけど,こいつらは無数のクローンに弱い。

Ancient Grudgeはサイドインする価値のあるカードだ。仮に2枚のAncient Grudgeを引いて相手が殻を引かなくても恵まれてるほうだ。
相手に殻を引かれて対処手段がないほうが負けれる。Grudgeは死にカードになる可能性があるけど入れる価値がある。

2-0

R3 - RUGコントロール

相手がBurning Vengeanceをプレイしなかったのが驚きだ。Burning Vengeanceなしじゃこのデッキはとっても弱いだろう。
ゆっくりとしたコントロールデッキのように試合は長引くが,長期戦になった際このデッキはビックマナ系や太陽拳に対抗できるすべがない。
相手はDruidic Satchelを持っていなかったが,これは用途が少なく運任せなカードだからな。

相手はマナフラした。そして相手が青タイタンを展開したときに僕のハンドは緑タイタンとワームコイルであふれてた。
RUGは白や黒に比べてタイタンに対処するのに本当に苦労するね。

Out 1 Birds of Paradise, 2 Ghost Quarter
In 1 Myr Battelsphere, 2 Buried Ruin

相手は2ゲーム目ではこっちのデカブツを上手くカウンターでかわしてきた。
場にCopper MyrとPalladium Myrがいてこっちのハンドは0だ。
そしてドロー・・・暗闇に光がさすとともに相手は死んだ。ケッシグウルフラン gg。

2-0

R4 バントブレード

バントブレードは青白に比べて利点と欠点がある。緑はデッキを早く,一貫した構成にしてくれるが,マナベースが多少不安で青白においてデッキの強いカードの1つであった瞬唱がのスペルが不十分なせいで微妙だ。

緑タイタンが相手に対しての最も良い解答で,たくさんの脅威を置くことができる。
1回しか着地できなかったが,微光地がライフをくれて沢山のインクモスがブロッカーになってくれた。
その後こっちのデカブツが勝利をもたらした。

Out 3 Myr Battlesphere, 2 Copper Myr
In 3 Ancient Grudge 2 Blasphemous Act

サイドボーディングはトリッキーだね。遺恨もBlasphemous Actたまに死にカードになる。
けど相手の最も良い引きに対処できるからそれでもいいカードだよ。戦闘球は良いブロッカーだが遅く,重いスペルを抱えて死にたくはない。

2ゲーム目はAvacyn’s Pigrimから赤白剣のスタートをきって僕はソーレンから緑タイタンの流れだった。これが相手の全てでこれがこっちの全てだ。

ブロッカーを簡単に用意できるから剣は僕たちのデッキに対して良いカードではなかったね。

2-0

R5 - 緑白トークン

緑白トークンはとっても良いデッキで,早くて一貫性がある。アンセムとPWのおかげで長期戦も悪くないし素早くゲームを決めることもできる。

1ゲーム目は相手のアンセム2枚+白英雄に対してこっちは戦闘球をプレイすることしかできなくて負け。引きわりー。

Out 2 Copper Myr 1 Birds of Paradise 2 Myr Battlesphere 2 Buried Ruin
In 3 Blasphemous Act 2 Viridian Emissary 2 Ghost Quarter

白英雄が相手のベストカードで,Blasphemous Actがベストアンサーだ。1/1トークンが簡単に踏みつぶされるから戦闘球はだめ。

残りの2ゲームは白英雄に対してBlasphemous Actが両試合とも決まる。そしてタイタンで勝ち。

2-1

R6 白単鋼

鋼は少なくともg1ではこのデッキにおいてもっともきついマッチアップかもしれない。鋼はマジで早くて序盤からめっちゃ脅威を展開してくる。
戦闘球じゃ飛んでるやつらとめれないしDispatchとかOblivion Ringでデカブツも対処してくる。

相手のドローがぬるくてSpined ThopterじゃなくてPorcelain Legionnaireを採用してたからブロッカーを用意できた。
そのあと1回ミスプでタイタンを2体の3/1先制に向かってチャンプアタックさせちゃった。そんとき観客が叫んで走り回った。まぁ勝ったけどね^^

Out 2 Copper Myr 1 Birds of Paradise 1 Palladium Myr 3 Myr Battlesphere 2 Buried Ruin
In 3 Blasphemous Act 4 Ancient Grudge 2 Ghost Quarter

戦闘球はDispatchに対していいけどそれでもワームコイルのほうが好きだ。このマッチアップにおいてベストブロッカーじゃないからね。

サイド後はフィニッシャーなかなか引けなかったけど遺恨4枚引いて勝ち。

2-0

R7 - エスパーコントロール

エスパーコンとかソーラーフレアはめっちゃ面白いマッチアップだ。色んなカードで僕らを楽しませてくれる。
長期戦はこっちのほうが強いと思ってて,このマッチアップは有利だと思う。重要なのはこれはダメージレースじゃないってことでCopper MyrとPalladium Myrはとてもいい動きだ。

Out 1 Birds of Paradise 2 Sphere of the Suns 2 Ghost Quarter
In 1 Myr Battelesphere 2 Viridian Emissary 2 Buried Ruin

相手の勝ち筋はこっちの脅威を全部カウンターすることだ。こっちの勝ち筋はケッシグを引くことだ。このマッチアップはほんとに4枚のケッシグを入れたくなる。

1ゲーム目はスラーンあるぶってx=4でゼニスうったりしてリークさせてタイタン通して勝ち。
2ゲーム目は長期戦になって10マナからゼニスでタイタンで勝ち。

マジックは色んな戦い方があって楽しいなー

2-0

順々決勝 - エスパーコン

いろいろあってまけー
(※すみません訳すのがめんどくさいです)


WOLFBALL

4 Glimmerpost
10 Forest
4 Inkmoth Nexus
1 Rootbound Crag
1 Mountain
1 Buried Ruin
1 Ghost Quarter
4 Kessig Wolf Run
4 Primeval Titan
3 Wurmcoil Engine
4 Palladium Myr
4 Solemn Simulacrum
1 Birds of Paradise
1 Viridian Emissary
2 Copper Myr
4 Rampant Growth
4 Sphere of the Suns
4 Green Sun’s Zenith
3 Myr Battlesphere
Sideboard
3 Viridian Emissary
3 Ghost Quarter
4 Ancient Grudge
3 Blasphemous Act
2 Beast Within

そしてこれが最新のリストや!
最も大きな変化がKessig Wolf Runを4積みしたことだ。素引きすればタイタンで別の脅威もってこれるしね。
戦闘球はいつもリムーブされるからBuried Ruinは微妙だった。

あと密使を追加したよ。アグロに対して4積みしたいしコントロールにも良い。Sphere of the Sunsは使い尽くしちゃうと+X/+0に使えないからね。

そしてBeast Withinを入れる隙間を用意したよ。とっても柔軟性のあるカードだし,コントロール相手にもっとマナ加速を抜きたいと思ったからね。
あとヴェンセ+Stonehorn Dignitaryデッキとかみたいに色んなローグデッキにも刺さる。ただメインには入れたくない。


狂気じみたデッキだけどプレイしてみてね。

元記事:http://www.channelfireball.com/articles/woo-brews-washington-top-8-ohio-top-4-with-wolfball/
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面白そうなデッキだから訳してみた。後半適当でごめんなさい><
まさかよりによって一番需要なさそうな緑マイアが使われる日が来るなんて・・・。
そしてシルバーバレット大好きの身としてはこれほどゼニスを無駄遣いしてるデッキは許せない。酸スラとかコラプターとかスラーンをメインかサイドに1枚ざししたいところだけど。
あとしょっちゅうサイドアウトしてる気がするけど戦闘球はどうなんw
同じ無色の7マナ域ならカーン様入れたくなる。マイアいっぱい入ってるし金属回収できるから強いのかな。

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