リミテ寄り。

・多色になればなるほど必要な土地の枚数は多くなる。

単純に例えばUUとWWが必要な場合、多色土地がない限り最低4枚の土地が必要になります。また基本的には初手の7枚に全色揃っていることが理想であるため、それを達するためには初手に土地の枚数が多いほど確率は上がります。したがって多色になればなるほどデッキの土地の枚数は多く必要になります。
MTGにおいて土地の枚数の少ないビートダウンは単色が多く、遅めのコントロールほど多色が多い理由の1つはこれでしょう。ここで多色土地が多ければ多いほど必要な土地の枚数を減らすことができるようになるため、土地が充実する下の環境になればなるほどより多色で土地の枚数の少ないデッキも組めるようになります。

土地が充実していないリミテッドにおいて低マナ域のカードが多いからといって土地の枚数は安易に減らしてしまってはダメで、それによって色事故が増えることも考えなければなりません。土地を削りたい場合理想は単色デッキです。
反対にデッキの色が増えすぎてしまった場合、土地の枚数を多くしたりドロースペルを増やすことで対処することができます。

・高マナ域になればなるほど色が揃っている確率が高い。

当たり前ですけど土地が伸びれば伸びるほど色マナが揃う確率は高くなります。体感的にも2マナのダブルシンボルは使いづらくて、6マナのダブルシンボルはあまり気にならないと思います。
そのため低マナ域のカードほどメインカラーのものにするべきで、高マナ域のカードや除去のようにいつ引いても強いものはタッチカラーでも上手く使うことができます。強いからといってタッチカラーや薄めの色で低マナ域のカードを採用しても序盤に出せる確率は低いです。

・ランパンは追加の土地であり、土地がつまるまでの間1ターン通常より早く高マナ域に達するカード。

リミテッドで6マナ域~の高マナ域が多いときランパンが欲しいっていう人がいるけれど、ランパンは土地がつまった瞬間に基本土地以下のカードになります。例えば土地5枚でつまっているときランパンを引いた場合、タップインどころかさらに2マナかかる土地になってしまいます。つまりむしろ高マナ域のカードが多い場合、そのマナ域に達するまでに土地がつまる可能性が高いためむしろランパンは向いていないかもしれません。(基本土地を増やしたほうが良いかもしれないということ。)
向いているデッキは序盤の動きが少なく、4マナ域、5マナ域が多いデッキや、多色で色マナを安定させたいようなデッキなどだと思います。ただこのカードは追加の土地のようなものなので、あまり入れすぎるとマナフラッドしてしまいます。
構築のように高マナ域のカードの制圧力が高すぎる場合高マナ域に達するために全てを費やしても良いかもしれませんが、リミテッドにおいて例えば5マナ4/4を早く出せたところでデッキの土地の枚数が多い分アドバンテージ差で負けてしまっては意味がありません。テンポ環境なら良いですがアドバンテージが重要な環境や相手(除去コンとか)の場合ランパンは必要ないと思います。
(デッキが重くて土地が多く必要な場合はしょうがないですが)

・カードを引けば引くほど土地は伸びる

当たり前ですけどカードを引けば引くほど土地がつまりにくくなるため、結果的に土地は伸びます。またデッキの枚数が実質減るようなものなので、たとえ1ドローでも実際の枚数以上に土地は多く引きます。

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