プロツアーへの準備の中で、僕はコントロールデッキに対して様々なアプローチを行ってきた。そして最終的に青黒のカラーに決めたんだ。
青はカウンターやドローを提供してくれるが、場に出てしまったパーマネントを対処できない。それを他の色に頼るのはよくあることだ。
黒はデカブツ・プレインズウォーカー除去をたくさん提供してくれるから一番簡単な回答だね。
僕が赤を避けた理由は、巨大な生物やプレインズウォーカーに対応するにはマナ効率が悪すぎることがあげられる。
白はエルズペスやラスがあるのは魅力的だったんだけど、序盤の強力なスペルが欠けていた。

さて、ではこれが僕のデッキだよ。

Lands
4 x Temple of Deceit
4 x Dismal Backwater
4 x Polluted Delta
1 x Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 x Bloodstained Mire
1 x Evolving Wilds
1 x Radiant Fountain
5 x Swamp
6 x Island

Creatures
2 x Pearl Lake Ancient

Noncreature Spells
3 x Thoughtseize
4 x Bile Blight
4 x Hero’s Downfall
2 x Disdainful Stroke
4 x Perilous Vault
3 x Jace’s Ingenuity
2 x Murderous Cut
1 x AEtherspouts
4 x Dig Through Time
4 x Dissolve

Sideboard
4 x Jorubai Murk Lurker
4 x Drown in Sorrow
3 x Negate
1 x Thoughtseize
2 x Pharika’s Cure
1 x Disdainful Stroke


Bile Blight
これは環境で最高の2マナ除去だね。
Goblin RabblemasterやMantis Riderに対する回答を持つことは、ゲームで遅れを取らないために死活問題だ。
スタンダードの受け身なデッキにとって有用な2マナ除去がほとんどないので、このカードは環境に存在する中で最高のものだよ。

Thoughtseize
このカードは様々なデッキが序盤の追加の動きとして入れているカードだね。
これはとっても強力なカードな反面、無意味なカードになってしまうこともある。

Hero’s Downfall
コントロールデッキはプレインズウォーカーの処理に苦労するが、このカードは最高の回答を提供してくれる。
これがコントロールデッキで黒を使う一番の理由だね。

Dissolve
君がコントロールデッキをプレイしたいとき、このカードを入れられることに喜ぶべきだろう。
ほとんどの対戦相手が4マナ域、5マナ域の脅威に頼った構成をしている。
それらのカードをたった3マナで処理できるのはとてもすばらしい取引だ。

Aetherspouts
このカードは相手に驚きを与えられる状況ならとってもすばらしいカードだろう。
ただデッキにこのカードを多く入れてしまうと、相手にとって君のデッキの動きは予測しやすいものになってしまう。
このデッキには大きく遅れを取ったときに取り戻すカードも必要なので、1枚入れてるよ。

Perilous Vault
これがこのデッキにおいて最初の革新的なカードだ。
テスト初期は緑系デッキに対して有用な全除去はEnd Hostilitiesだけだと思っていたので、デッキ構築にとっても苦労していた。
白というカラーは良いカードがそろっていなかったので、死を待つのみだったからだ。
一度このカードを試してみるとすぐに、このカードがまさにデッキに必要なカードだったってことが分かったよ。
このカードは緑系のデッキに対してすごく良くて、4ターン目にこのカードをプレイして、5ターン目のエンド前に起動する。6ターン目には全てアンタップ状態だ。これは相手にとって対処しづらい動きだ。
このカードはプレインズゥオーカーや神のような他の対処しづらいパーマネントに対する回答にもなっているね。
唯一の致命的な欠点は緑に対して土地を壊せないことで、ニッサで生物化された土地を対処することができない。そのため緑系デッキに対してこのカードに頼りすぎてもだめだ。

Murderous Cut
このカードを入れるのには2つの理由がある。
1つ目はCourser of Kruphixを対処できる追加のカードとして。
2つ目は発掘のおかげで5、6ターン目に他の除去と合わせて打つことができるからだ。これは後手に回らないために重要なことだね。

Disdainful Stroke
青黒デッキはインスタントタイミングのスペルを必要としているため、追加のカウンターは大歓迎だ。
コストがたった2マナなのは素晴らしくて、緑系デッキでのマナ加速からの4マナ域(ゼナゴスなど)にも対処できる。

Dig Through Time
このカードはコントロールデッキにとってタルキールでもっともエキサイティングなカードだ。
僕は最初はこのカードを2枚でまわしていた。すぐにチームメイトがいかに僕が間違っているか、このカードは明白に4枚必要だと教えてくれたよ。

Jace’s Ingenuity
このカードはテスト中最後にデッキに加えたものだ。しばらくの間このカードの変わりにDivinationを使っていた。
Divinationの問題はカウンターがデッキに入っているとプレイがぎこちなくなってしまうことだった。
Jace’s IngenuityはAetherspoutsと合わせるととっても良くて、相手のターン中の動きに合わせて選択変えることができるんだ。

Pearl Lake Ancient
青黒にすると決めたとき、勝つ方法を探すのにとっても苦労したよ。Pearl Lake Ancientの他には、Empty the Pits, Ashiok,Nightmare Weaver, Villanious Wealth, そしてJace, the Living Guildpactを試したよ。
Empty the PitsとVillanious Wealthは有用なカードとして使うには時間がかかりすぎてしまった。これらのカードを有用なものとして使うには出資が大きすぎたんだ。
Empty the Pitsはまた相手がBile Blightsを持っていると無意味なものと化してしまう。
アショクに関してはもう少し悩まされた。このカードが良いカードではないという事実に本当に苦しめられたよ。
3ターン目、4ターン目にアショクをプレイして、何も成し遂げることなく終わるマッチアップがあまりにも多かった。
緑のデッキに対してさえも、欲しいと思うクリーチャーがヒットしなかった。Genesis Hydraやplaneswalkerのようなカードにあふれているからね。
緑でないデッキに対してはせっかくクリーチャーを場に出せても相手の手札で腐った除去が刺さるだけだった。

Pearl Lake Ancientに関してはとても重くて突破力に欠けているため、書いてあることは強そうに見えなかった。
しかしすぐにこのデッキにぴったりマッチしたカードだってことに気づかされたよ。インスタントにあふれたこのデッキでインスタントタイミングでプレイできることは非常に重要なことだった。
バウンス能力はこのカードがPerilous Vaultと一緒にプレイできるということを意味している。自分自身の勝ち筋が消えてしまうことを恐れなくても大丈夫なんだ!
このデッキはまた占術ランドとライフゲインランドがあるため、それらを使い回すこともできる。これは地味なアドバンテージだが、デッキをプレイしていて間違いなく意味のあるものだ。

サイドボーディング

緑信心
メインデッキはこのマッチアップで有利に働くように作ってある。

Cut
4 Bile Bright

Add
1 Thoughtseize
2 Negate
1 Disdainful Stroke

ThoughtseizeをGenesis HydraやReclamation Sage(Perilous Valutに対する回答だね)を抜けるように使っていこう。
ニッサはカウンターだ。もしニッサを2ターン以上場にとどまらせてしまったとしたら、それはもう手遅れだ。

赤単・アグレッシブなマルドゥ
メインデッキはこれらのデッキに対して良くないね。

Cut
1 Pearl Lake Ancient
3 Thoughtseize
2 Disdainful Stroke
2 Perilous Vault
2 Dissolve

Add
4 Drown in Sorrow
4 Jorubai Murk Lurker
2 Pharika’s Cure

このマッチアップはとっても厳しくて、1ゲーム目はおそらく落とすことになるだろう。チャンスは2、3ゲーム目だ。

ジェスカイテンポ

メインデッキは良くなくて、なぜならバーンスペルに対するライフゲイン手段が限られているからだ。
全ての生物を素早く除去して、カウンターを相手のドロースペルに打たなければならない。
もし序盤にクリーチャーから受けるダメージを押さえることができれば、ほぼ勝てるだろう。もしできなければ、ほとんど希望はない。

Cut
3 Thoughtseize
1 Pearl Lake Ancient
4 Perilous Vault
1 Aetherspouts

Add
3 Negate
4 Jorubai Murk Lurker
2 Pharika’s Cure

サイド後のゲームプランも基本的に同じだが、Murk Lurkerがたくさんの助けをしてくれるだろう。
なぜなら火力に対して恒久的にライフゲインできる手段になってくれるからね。

TeamCFBP Deck Tech – Blue/Black Control
http://www.channelfireball.com/home/teamcfbp-deck-tech-blueblack-control/

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使いたいと思って訳してみたけど、読む限り綱渡り的な強さに感じるな・・・。
リスト出回ってしまった今、緑系がサイド後エンチャ破壊多めに詰んでPerilous Vault出した返しに割られてさばききれず負けましたみたいなケースが良くありそう。
リストばれして相手がこのデッキに対するプレイングとかサイドボーディングを理解しだしたら勝てなくなりそうだなー。
(青黒もアブザンみたいにいろんなバリエーションできて入ってるカード読みづらくなるのかな)

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